Posted: 2007.10.12 by sakuya in
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昨日は、姉のお誕生日でした。
ふたり姉妹で、4歳の歳の差があります。
この世の中で、一番尊敬する、女性は唯一の姉なのです。
母は、共働きのうえ、ミシンの内職までしていたし、深夜の仕事もしていて、忙しい人だったので、姉妹はいつも寄り添って、仲むつまじかった。
私がまだ赤ちゃんの頃は、ベルベットの生地で出来た赤紫色のおんぶひもに、私をくくりつけ、まだちいさな体で、どこへ行くにも連れて行ってくれた姉。
近所でも、有名だった。
布おしめの時代だったけど、ほとんど姉が変えてくれていたそうだ・・・
喧嘩など、した記憶はなく、いつもいつも、優しく私を見守ってくれた。
姉は、中学生の頃からバレーボールを始め、真面目に取り組み、(お勉強は二の次だったようだけど・・・)体を鍛えるために、二駅離れた学校まで、毎日走って行っていた。
私には、到底ない忍耐力を持っていた。
ポジションはセッター。当時は、かなり有名な名セッターで、業界で知らぬ人はいないくらいだった。
姉のあげるトスは、とてもキレイで、初めてみた時は、スゴい!って感動した。。
姉は、突進型の性格なので、やり始めたことは、必ずやり遂げ、完璧を目指す。ワガママな私の面倒を辛抱強くずっと見てきただけあって、お節介なくらい面倒見がよい。
相手の気持ちを、しっかり考えたうえで、動く・・・それは、家族に対しても、友人に対しても、いつも変わらぬ姿勢で・・・本当に素晴らしい人だと想う。
そういえば、
10年前の彼女の結婚式では、なんだかよその人に姉をとられてしまう想いで、ひどく悲しくなり、大泣きしたことを、昨日のことのように鮮明に覚えている。
今では3人の子宝に恵まれ、4人目も12月に生まれる。
姉の、厳しくも優しさ溢れる愛に包まれて、みなとても優しいいい子たちばかりだ。
昨夜は、家族で、盛大なお誕生日会をひらいた。
家族団欒、久しぶりに、揃ったけど、何だかとってもこころが安らいだ。前を見れば父がいて、横を見れば、姉がいる。
こんな日常の風景が、あたりまえに幸せな自分が、とても有り難く感じた一日だった。
姉が姉であることに、
大感謝です。
Happy birthday・・・